昔々、山形県新庄市のある所に、「福原弥八郎」と言う男がいました。この男は、お客様の欲しい商品を欲しい時に欲しいだけお持ちする御用聞き「ROUNDS MAN」を生業としておりました。山形県新庄市は海沿いから60キロほど内陸に入った所にあり、数ある商品の中でも「魚に需要」があったようで山形庄内浜や新潟の山北、北海道などに渡り、お客様の欲しい商品を欲しいだけ仕入れて納めてきました。
時代は変わり、この男は御用聞きをしながら「鮮魚の専門店」を経営しつつ、「山海料理店」、「仕出し専門店」などの魚に関わる和食ベースのお店を開業していきました。そして今度のお客様からの御用伺いは、「魚介を使った洋風ベースの美味しい料理が食べたい」でした。
この男、お客様からの要望は何でも聞きます。試行錯誤した結果に生まれたのが「魚屋が本気で作ったパエリア・クラムチャウダー・ブイヤベース・アクアパッツァ・魚介の煮込みハンバーグ・カルピオーネ」でした。そしてもう一つの要望は昔から変わらず、「私が欲しい商品を欲しい時に欲しいだけ準備して」でした。そのことを解決する為に開店したのがこのお店「SEAFOOD DINING 福原鮮魚店」
いつの時代も変わらず「御用聞き（ROUNDS MAN）」の精神を忘れずに。～福原和輝～